離婚について
離婚の種類
離婚には、協議離婚・調停離婚・審判離婚・裁判離婚という4つの種類があります。
夫婦が話し合いで離婚に合意し、離婚届を市区町村役場に提出。それが受理されると協議離婚の成立となります。
慰謝料や親権の問題などで話し合いがまとまらず、合意に達しない場合は、調停員を間に挟んでの話し合いが行われます。この話し合いが離婚調停と言われるものです。そこで合意に達すると調停離婚となり、不成立の場合は審判離婚・裁判離婚という方法が取られます。
離婚の準備
女性が離婚をする・しないの決断をする際、心配することの一つが離婚後の生活費です。財産分与・慰謝料・養育費など、離婚交渉を有利に行うために次のような準備をしておきましょう。
財産が分かるような書類(コピーでも可)
- 給与明細・源泉徴収票など
- 不動産の登記簿謄本・権利書
- 株・有価証券の銘柄・社名など
- 預貯金のある金融機関名・口座番号・金額
離婚の理由が浮気やDVの場合
- 写真・手紙・メールなど浮気の証拠
- 診断書・怪我をした時の写真・壊された物など暴力の証拠
専門家への相談・依頼について
夫婦間の話し合いだけで解決できない問題が生じた場合、できるだけ早い段階で専門家に相談した方が、本人の労力を軽減し精神的にも負担が少なくなります。
子供の親権に関することや財産分与・慰謝料請求・裁判等には相応の専門的知識が必要です。裁判離婚なら弁護士へ、裁判まではしたくないが書類の作成をして欲しいのなら行政書士、不動産名義の変更なら司法書士、というようにそれぞれ得意とするところや管轄外の部分があるので、まずは各事務所で行っている電話やメールなどの無料相談の利用をお勧めします。
